地獄愛の作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「地獄愛」に投稿された感想・評価

途中ミュージカル挟み込んできたから、地獄版ララランドでも始まるんかと思ったけど、始まらなかった。それも含めて、グロリアが子供に向かって走り出すシーンだったり、コメディなんですかねこれ。大真面目だとしたら、履き違え感が痛々しい。

2017年映画館鑑賞
文芸坐オールナイト
これは去年のおれのベスト4位の映画です。DVDで再鑑賞。
やっぱこの映画好きだな。まずシリアル・キラー好きだし、あと監督、変態村の人なんだよね。好きなものが合体してんだよなぁ笑
変態村が一部のマニアに強烈なインパクトを与えたのは本編とは関係ない、酒場でこ汚ないおっさん達が突如ペアになってピアノに合わせて踊りだすシーン。だから地獄愛でもこーゆーワケわからないがすげぇのがあるか気になって観たのはおれだけじゃないはず。
結果から言うとこの監督の作家性であるわからんとこに謎のダンスやミュージカル的なのをねじ込む演出は前作よりパワーアップしてたね!
殺しちゃった女性の死体を解体しながら意味深で切ないラヴ・ソングを美しい声で歌い上げたりしてますよ、何故そこでこんな時にこの曲を歌うのかと笑
他にもこんな感じの見せ場があるので気になった人は観てほしい笑
何気にミュージカル映画とも言えなくもないよ、ラ・ラ・ランドより歌とダンスが効果的だよ!
シリアスなこと言うとこれは愛の話で主人公達は純粋に愛し合ってて、もうそこだけで見るとすごく愛おしい。でも結び付き方、与え方で愛があっても、いやが愛があるからこそ破滅に突っ走ることもあるだなぁって思った。
それと同じ事件を題に撮ったハネムーン・キラーズと合わせて観るとより味わい深いです。

ラ・ラ・ランドより上みたいなこと言いましたがラ・ラ・ランド観てないっす、、((゚□゚;))
海

海の感想・評価

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観ていて笑えてしまうほど不気味で気持ちが悪かった。

グロリアのあの言葉で表しにくいけど、微妙すぎる笑みがすごく印象に残る。

出会っていなければ、しかもう出てこないけど、現実の事件調べるともっと救いようがなくて、出会っていなかったとしても犯罪者になっていたかもしれないとか書いてあって、言葉がない。

ボニーとクライドに比べると、どうしてかこんなにもロマンチックと程遠い。

内容は苦手だったけど、映画には圧倒されてしまった。
ほんとうに、気持ち悪さがとにかく凄かった。

2018/2/11
みなこ

みなこの感想・評価

3.2
実在の殺人鬼カップルのお話。
1940年代ロンリーハートキラー殺人事件

それだけでそそられる~って思ったけど、たんたんと話が進んで終わった。止められない愛が狂気に変わっていくはずなんだけど、、、足りなかった。
でもシングルマザーとして生きていたグロリアがミシェルに恋してしまう1章はグロリアが女になる瞬間が良かった。恐怖でした。
daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

3.8
シングルマザーのグロリア(ロラ・ドゥエニャス)は、友人に勧められ出会い系サイトで知り合ったミシェル(ローラン・リュカ)と会うことに。すぐに激しく恋に落ちるが、彼は寂しい女性を夢中にさせて欲求不満を満たし生計を立てる結婚詐欺師だった。ミシェルの正体を知ってもなお彼を愛し、きょうだいと偽って彼のそばで詐欺の手助けをしていくグロリア。しかし募らせた嫉妬心が暴走し、グロリアは女性を殺してしまう。さらにグロリアとミシェルはとどまることなく狂気をエスカレートさせていき、さらにグロリアとミシェルが身を寄せたシングルマザーとその娘まで手に掛ける。
グロリアとミシェル二人の地獄行き確定の道行きの行方は?
1940年代に、アメリカで起こった「ロンリー・ハーツ・キラー事件」を元にした衝撃作。
甘い言葉と豊富な話題に富んだ話上手で魅力的なミシェルの虜になり、ミシェルと二人きりの時間を過ごすために娘を預け、結婚詐欺に協力しながらもミシェルに対する異常な執着とミシェルに近づく女たちへの異常なほどの嫉妬から女たちを衝動的に次々殺していくグロリアの狂気を、グロリアを演じるロラ・ドゥエニャスが怪演した衝撃作。
ざらついた感じで描かれる惨殺シーンがグロテスクだし、表情をはっきり映さない演出も怖い。
2017/07/14 新宿武蔵野館 Sc.2
数は少ないながらも、殺人シーン一つ一つのパンチは強かった。

つまらなかった…
なんだろう。テンポだろうか。前すぎてそれすら覚えてない

本昨と『ハネムーン・キラーズ』のセット前売り券を買っていたが、ハネムーン~はあきらめてしまった
tofu

tofuの感想・評価

3.0
「変態村」が思いの外、面白かったのでコチラも鑑賞。
個人的には嫌いじゃない。
主人公らの容姿が中年のため、色っぽさ艶やかさは薄め。しかしそれが逆に生々しく狂気を際立たせていた。
これが美男美女であったなら、また評価は変わりそうだ。
中盤あたりから、出てくる奴らが屑ばかり(誉めてます)。

ラストシーン直前の女主人公グロリアの鬼の形相で雨の中、○○を追いかけるシーンは本当にゾッとした。もっと言うと、そのシーン直前の○○○が苦しむ所の呼吸演技が凄すぎた。

ぜひとも、今後もシリーズ重ねて頂きたい。
ミシェル、汝は私を妻としますか?
汝は私を愛し、慈しみ、敬い、病める時も健やかなる時も
貞操を守りますか?
他の女性を断ち切り死が2人を分かつまで私だけを愛しますか?
〜〜
グロリア、汝は私を夫としますか?
私を愛し、慈しみ、敬い、
貞操を守りますか?
他の男性を断ち切り死が2人を分かつまで私だけを愛しますか?
〜〜

変態村も気になるけれどまずはこちらから
ーー狂気の愛 3部作のうち本作は2作品目にあたるらしい。

マーサとレイモンドの実話に基づく…
といったい何人殺れば落ち着くんだか。
1940年代に実在したサイコキラー・カップル、マーサ・ベックとレイモンド・フェルナンデスがモデルとなっており
正確な数こそ把握されてないものの
ざっと20人以上の未亡人を殺害したとされ
1951年、ニューヨークにて電気椅子処刑となった異常者お二人であります。
1970年にハネムーン・キラーズで映像化され、約45年の時を経て
またフォーカスが当たりましたと…。


さて
シングルマザーのグロリアは
友人の勧めから出会い系サイトを通じて
ある男ーミシェルと知り合う
ーー実際にアポを取って会う二人、
知的なミシェルに惹かれるグロリア。

がミシェルには裏の顔があり
未亡人や独り身の女性をターゲットに
近づいては金をせしめる結婚詐欺師であった。
もちろんグロリアにおいても
単なる対象に過ぎず
金をせしめるわけなんですが
ここからがグロリアがそんじょそこらの女性と違うところ 笑

あらゆる手を使ってミシェルを探し出し
結婚詐欺師という彼の正体を知ったにもかかわらず
彼をより愛するようになる。
ミシェルもミシェルで
最初はグロリアの行動や態度に戸惑うも
次第にグロリアの異常なまでの執着と愛情に心地良さを覚えてしまう
ーーこうして2人は兄妹と偽り
カップルで詐欺を働くようになるのですが
計算外であったのは
グロリアの嫉妬心の凄まじさ
ーー自分以外の女性とミシェルが親しげにしようもんならもう大変です。
衝動的にその女性を殺りますからね
ーーそこに罪悪感はなく
単に邪魔な生き物を殺したとしか思ってない。

金をせしめるはずが
2人は次々と殺人を重ねていく
ーー大人だろうが、子どもだろうが
殺して、殺して、愛して、殺して…
狂気の愛は止まらない…と。

異常だな 笑
危険! それは愛ではない!地獄愛!

劇場で観なくてよかった。
トラウマになっていただろう。

グロリアは娘モニカを抱えるシングルマザー。
彼女は、友人に勧められて出会い系サイトでミシェルに出会うが、彼は寂しい女を食い物にする結婚詐欺師だった。
ミシェルからどうしても離れられなくなったグロリアは、ミシェルが騙した女性を殺害し、彼と共に詐欺を働き始める。
こうして彼らの地獄愛が始まる。

1940年代、約20人の女性を殺した実在の殺人カップルをモデルにした狂気のドラマ。

1990年代の映画「ナチュラル・ボーンキラー」(ウディ・ハレルソン&ジュリエット・ルイス)を彷彿させるが、狂気の点ではこちらが数段上(だろう、恐らく)。

そして、この作品は 女の情念が凄まじい。

モニカが歌いながら、殺害した女性の足首をノコで切断したり、燃え盛る炎の周りで二人が全裸になって狂い踊ったりと、かなり描写がキツい。

騙す方だったミシェルが、徐々にグロリアの狂気に侵食されて、挙句には斧を振りかざしてしまう。

去年「アシュラ」を観た時と同様に 救いのない作品だった。

原題の”Alleluia”(ハレルヤ)というのも すごく意味深なタイトル。

※劇中映画で、ハンフリー・ボガートとキャサリン・ヘップバーンの「アフリカの女王」をやってました。狂気のカップルとの対比が面白い。
emily

emilyの感想・評価

3.6
1940年代に約20人の女性を殺害し死刑となった実在の殺人鬼カップル、マーサ・ベックとレイモンド・フェルナンデスの事件に着想を得た狂気のラブストーリー。

 ミシェルはさびしい女の懐に入り、結婚詐欺を繰り返す男。グロリアもシングルマザーでターゲットにされたが、グロリアはミシェルを本気で愛してしまい、結婚詐欺を協力するように。しかし女と体の関係になる事がどうしても許せず、やがて殺害に至ってしまう。

 グロリアを演じるのはロラ・ドゥエニャス。彼女といえば脇役でよい仕事をする地味に徹する貴重な女優なイメージだが、今回は主役&狂気の女を体当たりで見事に演じている。冒頭生活感をあらわにしたシングルマザー、女っ気ゼロの彼女が、ミシェルに出会い、恋する女性に変貌する。目をキラキラさせ、全身からこの男が好きなんだということが伝わる見事な演技。そこから嫉妬に狂い、殺人を犯すにかけての変貌ぶり。目の奥から狂気が溢れ、唇が震える細部に至るまで、彼女から目が離せない。

 カメラワークに至っても、グロリア越し、ミッシェル越しと、顔の半分だけ映したり、シワが深く入った目元や口元のアップ、黒いレースのカーテン越しだったり、色彩やカメラの存在をアピールするような描写に魅せられる。 

 二人の愛はどこまでも純粋で、二人がいればそれでよかった。穢れない子供のように男は女をあやし、女は時折かんしゃくを起こす。まるでままごとのような恋愛ごっこである。恋の魔法にかかってしまった二人の世界は、どんどんゆがんでいき、やがて殺人が当たり前になっていく。そうして魔法が解けた時本当の愛に気が付くのだ。時はすでに遅しではあるが、ラスト我に返ったグロリアのスペイン語のトーンが余韻として残る。誰かを深く愛するという事は、一歩間違えればいつだって狂気と化する。でもそれは誰かを本気で深く愛した先にあるものである。