地獄愛の作品情報・感想・評価 - 8ページ目

地獄愛2014年製作の映画)

Alleluia

上映日:2017年07月01日

製作国:

上映時間:93分

3.4

あらすじ

シングルマザーのグロリアは、出会い系サイトを通じてミシェルという男に出会う。ミシェルは寂しい女性を夢中にさせ、女性の性的欲求を満たすことで生計を立てる結婚詐欺師であった。グロリアはミシェルに出会った途端深い恋に落ち、ミシェルが結婚詐欺師だと知ってもその恋は冷めることはなく、娘を放棄するほどミシェルを付け回し、二度と自分から離れないように強要する。最初はそんなグロリアを恐れていたミシェルも、いつし…

シングルマザーのグロリアは、出会い系サイトを通じてミシェルという男に出会う。ミシェルは寂しい女性を夢中にさせ、女性の性的欲求を満たすことで生計を立てる結婚詐欺師であった。グロリアはミシェルに出会った途端深い恋に落ち、ミシェルが結婚詐欺師だと知ってもその恋は冷めることはなく、娘を放棄するほどミシェルを付け回し、二度と自分から離れないように強要する。最初はそんなグロリアを恐れていたミシェルも、いつしかその異常な愛を心地よく感じ、兄弟と偽り共に結婚詐欺をする道を選ぶ。 しかしそんな二人の歪んだ愛は、やがて未亡人を次々と殺す狂気へと変わっていく―。

「地獄愛」に投稿された感想・評価

Aika

Aikaの感想・評価

4.0
女は怖い…その一言に尽きる。

ファブリス監督〈ベルギーの闇三部作〉の第二弾。ロンリー・ハーツ・キラー事件の殺人鬼カップルが題材。

彼が結婚詐欺師だと知っても愛する気持ちは変わらないグロリア。育児放棄し彼の詐欺へ加担するものの、嫉妬で狂っていき殺人を犯す。

グロリアを演じたロラ・ドゥエニャスがとにかくすごい。
少女が恥じらいながらラブレターを差し出すかのようにお金を渡し、嫉妬に狂うと癇癪を起こし地団駄を踏む。そして般若のような顔で人を殺し血まみれで立ち尽くす。

でも彼女は決して殺人に快楽を感じる訳ではなく、彼を愛するがゆえの行為。
彼の歪んだ過去も、そこから逃れられない現在も、全てを受け入れ愛を注ぐ。

そんな彼女に彼も理想の母親像を見て心を許していく。

出会うべくして出会った運命のふたり。
狂気の共依存。

許されることではないのはもちろんわかっているけど、彼女の根底にある感情は同じ女性としてわかるものが…

そんなグロリアに共感してしまった自分にびっくりしたけど「どのようにすれば観客とキャラクターが共鳴するかを考えた。その答えが狂気の愛だった。」と監督が語っているのを知って少し安心した笑

結婚詐欺に次々と引っかかった女性たちが抱く優越感、彼を慕う少女にまで見えた嫉妬心。
女のいやらしさと哀しさをとことん塗りたくったような作品。

次は同題材の「ハネムーンキラーズ」を観ようと思います。
「変態村」のファブリス・ドゥ・ベルツ監督作。
ハネムーンキラーズと同じ事件を題材にし殺人鬼カップルを描いた。 2人で映画を観にいくシーンとキャンプファイアーの周りを全裸で踊るシーンが印象的。

こっちのマーサ(グロリア)はただただ狂気的で怪物感がつよい
"バツイチ子持ちで見た目も美人"という主人公の設定は、この話に合ってないのでは…。単なるメンヘラというレッテル貼りに繋がり、キャラクターを単純化してしまっているように感じます。

壮絶なバイオレンス描写やショックシーン、異常なダンスなどは驚くものがあったけど、『ハネムーン・キラーズ』に比べ異常性の説得力は弱いし、詐欺師との切なく、可笑しく、愛らしいやりとりがなかったので、愛の普遍性を描くところまで至っていないのが残念。

味を濃くしただけで深みのない料理という印象でした。
いやぁ…これなぜかモテてる中年ヒモオヤジと、妙齢の女性の、それはそれは痛々しくてキョーレツな映画だった。その歳でそれはどうなの?からの常軌を逸脱した嫉妬、もうね、不快指数高すぎて見応えあるよ。さらにロックな人体切断、おかしなテンションでダンスとか唐突の歌とかもう大変です
新宿武蔵野館で鑑賞しました!

いやいや、私が男だったらこんな女の人絶対に無理‼‼
と思いながら見てました。笑
嫉妬する気持ちはものすっごい理解できるけどあれが彼の仕事だし、自分が手伝うって言ったんじゃろがい!って思ったよね。
でも狂っちゃうほど人を好きになるって素敵な事だ。笑
この映画はバッキバキのラブストーリーですね。

そういえば最初に殺されたマダムって変態村の特典映像『ワンダフル・ラブ』に出てくる主人公ララだったんですね!
気付いた時嬉しくなっちゃった( ´∀`)
dita

ditaの感想・評価

3.0
@シネマート心斎橋
女「許して」男「何やってるんだよ…あはは!」→まぐわい。怖いわ!最後のアレはちょっと気に入らないなぁ。いっそ情なんてものは見たくなかった。圧倒的に不愉快やったのに、上映後その足で窓口行って『ハネムーンキラーズ観ます』言うてる自分がいちばんアレ。

このレビューはネタバレを含みます

変態村が好きで主演の俳優さんが素敵だな。って思ったので行きました。

シングルマザーのグロリアは娘思いで美人。出会い系を通じてミッシェルと出会う。彼はイケメンで女性を喜ばせる事に長けている。グロリアはすぐに恋に落ちるけど、彼は結婚詐欺師だった。彼女は彼が結婚詐欺師だって分かっているんだけど、娘を置いて、彼の妹と偽り結婚詐欺をすることになり、共犯関係となり堕ちていく。母親だったグロリアが嫉妬に狂った凶暴な女になり、むきだしになっていくのが狂気だった。ついにはカモの女を嫉妬に耐え切れず殺してしまうんだけど、グロリアが「許して」ってミッシェルに謝るんだけど、「しょうがねえな」みたいな具合になってて、なんだろう。純愛してる2人って側から見たら、コメディだな。って思った。巻き込まれた人は冗談じゃないけど。人肉の解体ショー始まったり、裸でキャンプファイヤーしたり、カメラ目線でミュージカルみたいに歌い出したり、なんだこいつらシュールだな。嫌いじゃねえぞ。やばいけど、お前ら嫌いになれないわ。ってなりましたね。グロリアに押し切られる感じだったミッシェルもだんだん彼女に惹かれたのか共依存の関係になっていく。だけど、恋愛における価値観は違うんですよね。
グロリアは私だけを見て!私以外の女に触れないでと!独占欲まるだしで更に対等な愛を求めているけど、ミッシェルは自分を理解してくれ!受け入れて!って母性的な包容力を求めてる。でも、男女恋愛の価値観は一致するなんて稀有だし、だから、恋愛の争いを人類は繰り返すんだな。って2人を観て思った。
ミッシェルがグロリアに惹かれた理由はよく分からなかったんだけど、ミッシェルが子供時代に生きるために母親と関係を持った事を言っても引かれなかったからかな。って思った。悲しいけど、彼の今を作ってるのは子供時代の経験だし、否定されたら彼を否定することになるから。だから、母性を求めるみたいに彼女から離れなれなかったのかも。って思いましたね。

全体的に薄暗く少し見づらかったけど、映像としては嫌いじゃなかった。
被害者の顔がバババってなる演出も怖かったけど、好き。

ハネムーンキラーズも観てみようかと思います。出来れば他のリメイクも観たい。
『ハネムーン・キラーズ』から観たので、こちらは今ひとつ。
テンポはいいけれど、愛も狂気度もグロリア>>ミシェルなのが、興を削ぐところ。
でもグロリア役の女性の冴えない母さんからの艶やかな変化は見もの。
たえこ

たえこの感想・評価

3.3
観てきました。
変態村が好きなので、今回はどんなもんかと期待してました。
感じたのはフランスの女性はヒステリックな方が多いのかと…
しかし重かったです。
頭イカレてるとしか思えませんでした。でも、そんな映画をこよなく愛してます笑
狂気に観入った。
殺された人たちの顔がバババババってなるところが怖かった。
音がビリビリジリジリしてたは好み。