にゃんこむ

島だって夢を見るのにゃんこむのレビュー・感想・評価

島だって夢を見る(2008年製作の映画)
3.2
島おこしドタバタコメディ。

○香川県の離島「浮島」は定期船も少なく海上タクシーを使っても一万円以上もかかる辺鄙な島。「浮島」に行く定期船を逃したことで、おじさんとお遍路を巡る若者が海上タクシーに乗り合う。「おじさん」は藤崎といい、大企業でバリバリ働き定年を迎え故郷の「浮島」に帰ろうと思い立ったのだ。無事浮島に到着した二人だったが、寂れた浮島に愕然とする藤崎。
現状を憂いだ藤崎は、島中を巻き込んだ島おこしを始める。

島興しなのになぜ「うどん」を選んだのだろうか。島特有のものじゃないんだね・・・・・・と思いましたが『フラガール』なども"おこし系"映画って名産品じゃない突拍子も無いものを使ったりしているので、香川県舞台=うどんっていうのは、あながちおかしくないですし、離島だからといって特別な名産品があるわけじゃないってのはリアリティがあるのかも。

本編は確かに面白いんですが、全体的に掘り下げが浅く、その結果ご都合主義になっているのが残念でした。
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