このレビューはネタバレを含みます
不気味なラストがとても印象的
話が難しくてスッキリと終われる作品ではないと思う
殺人という絶対に他人には知られてはならない行為をしていた伊原(藤原達也)。占い師の言うところの「世界を破壊する行為」
その事実を知っててなお今の快適な生活を保つために見ないふりをしたルームシェアの住人たち。これが「世界のほうが優勢」ってことなのかな
劇中に「真実なんて存在するのか」みたいなセリフがあったけど、自分の居心地の良さを得るためには人間は事実を捻じ曲げるしなかったことにもする。そういったエゴイスティックな部分を顕にしている気がした
藤原竜也が終盤までまともな人を演じていると思ってたけど最後いつもどおり叫んでくれて安心した