シェアハウスに暮らす4人の男女が同じ空間に暮らしていながらお互いに不干渉を装いながら平気に生きる姿、そこに突然現れてたサトルという新たな居住者により崩れる均衡。
このシェアハウスはまさに現代社会の縮図である気がする。お互い見て見ぬふりするのは、その方が楽だから。上部だけの関係をやめようとすれば、他人と関わるという責任が自分にも降りかかる。でも、人間らしく生きるって、他人と関わるってことでもある。
この映画を見ていると、あなたは自分の周りにいる人のことを知っていますか?関わろうとしていますか?という問いかけをされている気がした。
真実は一つであるはずだけど、いろんな世界がある。深い。
予想外の展開が、個人的にかなり好きでした。