ピッツア橋本

ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

4.7
“アップデート?ミックスアップ?これこそハイエボリューション?とにかくワンツースリーでchill out!”

劇場版エウレカセブン、ハイエボリューションシリーズ3部作の2本目。
でもファンの自分的には07年公開の劇場版からカウントすると三作目って気持ちで鑑賞した。

主役はテレビ版で大人気だった敵役の美少女アネモネ(ある種、あの時も主役の1人ではあったけれども)。

テレビ版の設定、前劇場版の雰囲気、全てが再定義、シャッフルされてすごく新鮮だった。
完全にアナザーワールド。でもベースには歴代最高シリーズのエッセンスが散りばめられていて好感が持てる。はち切れる笑

そこをスマホやアバターで現代的にリマスターしてる感じが超クールで効果的。

07年の映画版では効果的とは言い難かった所々でのテレビシリーズ映像の引用も今回はアバターという単語によって自然にサンプリングされていたと感じた。

過去映像、新作の描き下ろし、そして3Dモデリングと、巧みなアプローチでアネモネを魅了的に演出していた。

御新規の方が見た場合多少ストーリー内の単語が難しくても、展開力で押し切るパワーが今作にはある。

前作、前前作の劇場版にガッカリしたファンの皆様(俺もその一員)!朗報です!今回が一番面白いです!

これぞハイエボリューション、高次元進化を遂げたエウレカシリーズに期待。

そして辻谷耕史さん、本当にお疲れ様でしたm(_ _)m
ピッツア橋本

ピッツア橋本