アツ

EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションのアツのレビュー・感想・評価

3.2
【再構築って難しい】
そんな一本。

今作は、2005年の日曜朝7時に
全50話で放送されていた
[ 交響詩篇エウレカセブン ]というTVアニメの
劇場版三部作の完結編。

TV版の内容は
ボーイとガールがミーツして
世界の危機をロボットに乗って救う系。

ある程度人気が出ると劇場版へ…という流れは当時からあったのだけど

普通はTVの総集編みたいな劇場版が多い中
このエウレカセブンは
新規カットとTV版のカットを繋ぎながら
ストーリーは全く別物にして
キャラクターの性格や立ち位置を変えて
台詞は撮り直して全く新しい物語を作るという
非常に特殊な構成で新規三部作として作成。

劇場版一作目が申し訳ないけど
致命的に面白くなくて…

劇場版二作目で少し持ち直したかな。

今回は主人公たちの年齢がぐっと上がり
キャラクターデザインが大幅に変更。
TV版のデザインが好きなので
観るかどうか迷ったけど
少しでも作品に貢献をと観てきた。



うーん😔😔😔😔😔

コアなファンじゃあないと
わからない良さってのがあるんだろうけど
ロード・ムービー的なつくりになっていて
アクションもほぼ無く
ライトなファン目線で見ても
正直面白くなかったわ😑

今回はほぼ新規カットのようだったけど
特に表情の作画の崩れが気になって…。
エウレカセブンの魅力って
キャラクターデザインも大きいと思うんだけど
これなら過去カットの使い回しのほうが
まだ良かったのでは?と言いたくなる。

それが良いか悪いかはわからないけど
結局三部作とも
コアなファン向けに
終始してしまったかなという感じ。

こういうのが観たかった訳ではないし
もう少しやりようもあった気もする。
なんて文句も言ったけど
とりあえずお疲れ様でしたエウレカセブン…
ってとこかな。

過去作を再構築して更に面白いものを…
ってのはなかなかに難しいよね。

頼むぜ…
マトリックス……😎
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