Yuri

ラプラスの魔女のYuriのレビュー・感想・評価

ラプラスの魔女(2018年製作の映画)
1.0
原作読んでます。原作は良い意味で東野さんらしくなく、映像化を前提として描かれていたのに、見応えのあるシーンや複雑な人間関係がカットされまくりで、もはや崩壊と言っても過言でないくらいでした(;_;) 原作ではただの目撃者の青江に、円華の強さや能力、桐宮(TAO)や武尾(高嶋政伸)の役割を背負わせ過ぎて、魅力的なキャラクターたちが死んでました(>_<) しかも、青江は背負いきれていないし、千佐都(佐藤江梨子)なんか、もはや意味わからない関係性になっていましたし。円華の行動の神秘性を通じて、謙人の神秘性も増していくので、円華が何もできない少女のように描かれていたのが、残念でなりません( ´△`) クライマックスも嵐が来るのに喋り過ぎだし。全部台詞で喋り倒していて、観客が受け取る余白ゼロ。殺人事件をどのように起こしたかもそうですが、見せるべきシーンを殆ど見せずによく二時間も作れたなと逆に感心しちゃう酷さでした。
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