『THIS IS US』のダン・フォーゲルマンが監督・脚本を手がけたと聞いて、劇場へ！
時間軸を交差させながら「巡りあわせ」を描く手法は『THIS IS US』とおなじ。
わたしの人生はわたしひとりの人生ではなくて、父、母、祖父、祖母、と数えきれない人の人生と共に生きている。そんな、わたしたちが素通りしてしまうような何気ない日常にある“奇跡”を気づかされた瞬間、感動で涙がこぼれ落ちた、、。
彼の監督・脚本らしく、一言ひとことに愛がこもっていて、どれも心に残る。それに、ちょっと洒落た言いまわしをしていて素敵なの。忘れたくないと思わせてくれる、人生の格言のような言葉がたくさんあった。
何世代、何人もの人々を交差させたスケールのおおきな群像劇だけど、きれいにまとめられていてよかった。ダン・フォーゲルマン作品は、リチャード・カーティス作品に似た幸福感を得られるな〜。
