なんて言うか、不思議な感触する映画でした。
ある人とある人が出会うまでを物語にした長い年月の群像劇でした。
誰もが、誰かのヒーローであり、なんか様々な出会いやら、別れやら、きっかけがあってのこその自分なのかなぁ…とぼんやりと思った人間讃歌みたいな映画でしたね。
いろんな物語が群像劇的に続いていくので始めは、いったいなんの話なのかよくわからない…
サミュエル・L・ジャクソンのナレーションから始まるオスカー・アイザックとオリヴィア・ワイルドの話はなんとも悲劇的な展開だったので…どうなってくのと思いました。
その後二人の娘の話やらスペインの一家の話やらに移行していく群像劇になっていく。
ようやくわかったのは、これは、この人とこの人が会うまでの話でラストの語り手は、この人だったのかと…ふと府に落ちたような気になりました。
近い作品としては、『ヒア・アフター』や『KUBO2本の弦の秘密』なのかなぁ…と思いました。