「信用できない語り手」という文学的な手法を映画の主題、撮り方、ストーリーテリングにまで反映させてる徹底ぶり。前半のパルプフィクションのオマージュ、映画を5つの章に分ける手法、めっちゃタランティーノ好きなだけじゃんって思った自分が恥ずかしいくらい、綺麗な映画だった。
ボブディランのmake you feel my loveの汎用性の高さが横溢していて、「いろんな形の愛がある」って言ったらclichéだけどそれしか言葉がないくらい。
個人的には、後半の感動的にまとめ上げるストーリーよりも前半の映画的手法が多用されたシーンが好きだった、、
名画座でないと一生出会わなかった作品