このレビューはネタバレを含みます
このパッケージで冤罪とか実話を基にしたとかって聞いたら、もう観ない訳にはいきません(•̥̀ ̫ •̥́)
これ冤罪しかも警察による杜撰な捜査の捏造、でっち上げ、拷問による自白の強要…です
観ていてこの不当で理不尽な扱いに怒りマックス、しかも実話。゚(。pдq。)゚。しかも最近⁉️
無実の罪で服役した後も、国が立て替えた被害者遺族への賠償金を請求されている青年。
最早誰も信じられず、自暴自棄になっているところに現れた弁護士(大泉洋さん似)。
けれど、この時この弁護士は私利私欲の為にこの青年を利用しようとしていた…
真実が明らかになるにつれ、弁護士の心に変化が訪れる
再審の為の新証人が見つかったのも束の間、思わぬ人(友人=かつての実利主義だった自分自身という構図が秀逸)の裏切りにより、又振り出しに…
思い余った青年は1人、悪徳警官に復讐しようとするが…
この時漸く弁護士として人として、良心と正義に目覚めた主人公と青年が心から分かち合い、抱き合うシーンでの、
『お前が人を殺せない事はよく分かっているよ。おまえは悪くない。』
の台詞には号泣でした。゚(。pдq。)゚。
自分を信じて貰える事、そしてその存在こそが青年にとって1番大切な希望だったのだと思います。
確かな希望と揺るぎない意志を感じられる終わり方が又凄く良かったと思います。
こんな不条理が今も何処かで現実に起こっているのでしょうか?
間違った事を間違っていると言える当たり前の世の中、
そして差別のない誠実な世の中であります様にと願います。