あーぁ

操作された都市のあーぁのレビュー・感想・評価

操作された都市(2017年製作の映画)
3.8
ニート覚醒。

韓国の若手イケメン、チ・チャンウクが映画初主演を務めたアクションサスペンス。

ネットでは最強を誇るFPSゲームオタクのクォンは現実では親の脛かじるヒキニート。
テコンドーの選手だったのも過去の栄光だ。
そんなゲームしか取り柄ないニートが何故か殺人犯に仕立て上げられ弁明ないまま即有罪で刑務所送り。

刑務所では毎日臭い飯に汚い便所そして囚人に蹴られるわ殴られるわ*穴処女喪失させられるわで完全に生きる気力を失ってしまうクォン。

再審も認められず、最後まで息子の冤罪を信じた母も急逝し、悲しみにくれるクォンは亡くなった母の為にも無実を晴らすため脱獄を決行。
そしてそれぞれに特技を持った五人のオンラインゲーム仲間の手を借り事件の真相を探るのだが…


前半シリアス後半バカ

主人公に至っては最早チートレベルな万能っぷりな(´ρ`)
親の脛かじってるヒキニートのハズが何故かテコンドーの達人だったりカーアクションもプロ級だったりあから様にバカな感じが清々しくて良い。ラストの大逆転も爽快で楽しい!

しかもいちいちカッコよく撮られているのでチ・チャンウクファンは歓喜なシロモノ
後半の暗闇でのアクションはやけにスローで狙ってるかのような演出が若干前衛的で鼻につく感じでうざかったが( ´−ω−` )

前半はチャンウクがボロ雑巾のように悲惨な扱いで、優しかった母も過労死したりとかなりシリアス、しかしうって変わって後半はバカ度が物凄いことになり殴る度に生体認証でドアが開いたり閉じたりみたいなコメディ要素多め、特にラストの黒幕への復讐が痛快で楽しい。

”ベテラン”とか”インサイダーズ”みたいなんが好きならわりとハマるかもです。
しかし主人公天才ゲーマーなわりにはそんなにゲーマー関係なかった
あーぁ

あーぁ