【冤罪事件に巻き込まれる青年】83点
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監督:パク・クァンヒョン
製作国:韓国
ジャンル:アクション・サスペンス
収録時間:126分
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レンタル店では確か『マッドボンバー』という余計な邦題がついていたような。。冤罪をかぶせられたゲーマーのイケメン男が挽回劇を繰り広げていく中々の作品。韓国映画ってこういうの巧いですよね。多分韓国の社会にはいろんな問題が孕んでおり、奇しくもそこをクローズアップすることによって刺激的な作品と化すのです。
元テコンドー国家代表であったクォンは、無職のままネットゲームにはまる日々を過ごしていた。ある日、携帯を忘れた女性がいて、その女性の家まで携帯を届けにいくのだが。。
記憶がないわずか3分16秒の間に何かが起こり、クォンは殺人犯として収容所に連行されてしまう。収容所にいるお決まりの悪グループに絡まれるクォンですが、元テコンドー国家代表という能力を備えているため彼らの思い通りにはさせない。冤罪を明かそうとし、何とか収容所を脱獄しようとします。この悪グループのリーダーがまたしつこく、物語終盤まで付き纏っていきます。
後半は、脱獄後の話であり、彼とネット世界で繋がった仲間とともに、国家の陰謀に介入していきます。国家といってもとある人物により様々なことが操作されているのですが、まさしく操作された都市と言えそうです。程よいアクションに加え、迫力のあるカーチェイス、冤罪という社会問題にも触れている見応えのある作品。やはり韓国映画は一筋縄ではいかない。
