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リバーズ・エッジのutakatanohibiのレビュー・感想・評価

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)
4.5
原作を読んでいてとにかく思い入れの強い作品。
世界観、登場人物、作品の本質を理解して作られた映画だったのでホッとした。
携帯の無い時代、各々不安を抱えて持て余す高校生。出鱈目な噂話に上っ裏で乗ったり、欲望を満たすためだけの行動。
誰しもどこかに当てはまるのでは?
そして本当に悲しいときは涙が出ないんだよね。
欲を言えばウィリアム・ギブソンの詩が字幕で出たらよかったのに。

最後の小沢健二の曲がまた秀逸だった。
こちらも歌詞を字幕にしてほしかったなぁ
世紀末を超え、平坦な戦場から現実の未来へと繋ぐ希望とも思えるアルペジオ。
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