そうめん

リバーズ・エッジのそうめんのレビュー・感想・評価

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)
3.0
原作は、90年代を代表する歴史に残る傑作である。
それが、ほぼ四半世紀たって映画化された。

登場人物たちが空回りしてかみ合わない様が、画も音も気持ち悪く表現されており、バブルのひずみが現れはじめた日本が転落し始めた時代の、どこにも突破できない"やるせなさ"に満ちていた。
原作のエッセンスを見事にすくっていたと思う。

だが、何かモヤモヤする。時間が経ってしまったがゆえに、今の時代の視点とズレてしまっているのかもしれない。

また一時代を超えたときに、再評価されるだろう。