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リバーズ・エッジの潜のレビュー・感想・評価

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)
3.7
辛くなるほどに誰も救われない。

みんな死を感じないと生きていることを実感できない。

主要登場人物一人一人の心理的描写を細かく表してて良かった。
途中でそれぞれのインタビュー形式みたいなシーンが最後まで謎めいていたけど、あれはなんの意味があったんだろう、と今でも考えている。答えが分からない。

個人的に、山田くんの言っていた「ゲイだからってすぐにセックスの話するのって失礼だよ。」っていうのはすごいわかる。
なんで同性愛者はすぐに性的なイメージに結び付けられるのだろう。異性愛者と性的指向が違うだけで他は同じカップルなのに。

ハルナの「生きるって感じることだと思う」っていう最後の言葉に共感した。

1つ言うなら原作読んでいないので、全く高校生感がなくて何才設定なのかわからなかった。
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