Junko

リバーズ・エッジのJunkoのレビュー・感想・評価

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)
3.6
岡崎京子の大大大ファンで、
リバーズ・エッジは表紙が曲がる程
何百回も読んだ作品だったので
リバーズ・エッジが映画化と聞いた時は配役と監督を知っても、うーん…となっていた。

映画は時代背景からストーリー展開まで原作に寄せていて良かったが、
登場人物それぞれのインタビューはいらないと思った。
原作に寄せるならインタビューシーンの部分を原作にあるシーンに変えて
幾つか入れて欲しかったなぁ…。

二階堂ふみは押さえた演技で良かったし
吉沢亮は山田君だった。
漫画から出てきたみたいで感動した。

るみちん役の土居志央梨さんはるみちんだったし、SUMIREちゃんはオーラが若い頃の浅野忠信だった!
CUTiEの表紙のSUMIREちゃんは一気に90年代に戻った様でゾクッとした。

全体的に悪くは決して無いんだけれど、
何だか「生と死」とかを強調し過ぎている感じがして
(そこは重要ではあるんだけれど)
説教くさいなぁー
うーん…となった。

原作はヘルタースケルターと実は繋がっている作品なのだけれど、ヘルタースケルターの映画は…だったし
次はチワワちゃんが映画化…。うーん。

時代的に東京ガールズブラボーとか
秋の日は釣瓶落としとか映画化されないかなと原作ファンは思いました。
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