うに丼

リバーズ・エッジのうに丼のレビュー・感想・評価

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)
3.2
「平坦な戦場で僕らが生き延びること」

ウィリアム・ギブソンの詩の朗読と小沢健二の『アルペジオ』に全部持っていかれた。

原作が名作たり得たのは岡崎センセのポップな絵柄があればこそ。実写化に伴い、生身の人間が演じることの不気味さと生々しさが露呈してしまい、ただの〈センセーショナルな青春映画〉になってしまった感がある。

画角のこだわりや90年代のファッション等、原作の空気感を忠実に再現しようという気概は感じられるものの(るみちんの再現度すごい)、ちょっと遊びがなさすぎるかな?

映画オリジナルのインタビューシーンの意味がよく分からない。
分からないなりに考えたが、あれは現実ではなく、神様との対話だったのかな、と思った。最初は、事件後にテレビの取材クルーが関係者にインタビューしているのだろうと単純に思っていたが、それだと◯◯が出てくることの説明がつかない。
あのインタビュアー(行定監督)こそが、過去と現在を繋ぐツールの役割を果たしているのだろう(そもそも何故今頃になって本作を映画化するのだろうという疑問はずっとあった)。




今回映画化を熱望したという二階堂ふみの熱演ですが、原作に忠実すぎて、まさかのキテレツ大百科でヌードを披露することになるとは…

良いおっぱいと良いお尻でした。