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リバーズ・エッジのezのレビュー・感想・評価

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)
3.5
初日舞台挨拶

山田一郎が死体に心を寄せるように、煙草、摂食障害、男であること、山田、女であること…それぞれがなにかに執着している。
なにかに依存することで自分という人間を成立させることは、決して珍しいことではない。
“ふつう”というものが誰にとっての、何をもっての普通なのか。それに気づいていない若者たちの苦しみと叫びを感じる。
人間は結局誰しもひとりだけれど、ひとりで生きていくにはあまりに寂しすぎる。
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