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究極の生と死と青春の作品。
凄く印象に残ってるシーンがある。
それはハルナが山田に死体の場所へ連れて行って
見せるシーン。
死の象徴である死体・骸骨と
生の象徴であるSEXをカットバックで見せることでより相乗効果を生んでいた。
また食べたものを戻す行為をするシーンも
食べるというしなければ生きれないことを
拒むのも生と死を象徴するものだと思った。
また各キャラクターに質問していく場面では
彼らが愛に、生きることに、死ぬことに、
執念を持ってる持ってないがより一層出てきていたのが面白かった。
青春を生きる人間にとって今生きるのが、
精一杯だから生きててよかったこととか
愛ってなにとかどうでも良くて、
ただ今を何かが壊れないように壊さないように
ただ生きることで必死なのかなと思った。
川・水族館・ラブホテル・工場地帯
このロケーションもなんだかしらの生と死の
共通点があると思う。
愛することも愛されることも
生きることも死ぬことも
全て暴力的なものなのかもしれない。