瑞々しく
そして、いたいお話でした。
カサゴがキー。
狭い村の中、誰もが誰をも知っている。その中で普通じゃない(余所者も含め)と言うことがどの位、辛いことなのか。
思春期を迎え 自分の身体の変化に気づき、戸惑う。
それだけでも大変なのに
大多数の他人とは違う…
父親達の精神的・肉体的不在の中
自分たちで未来を探しもがく彼ら。
あと、数年頑張るんだ。
街へ出て多数の中に紛れるんだ
or
自分を認められるくらい強くなるんだ、あと、数年頑張れー
って、思いながら観ていました。
慟哭…
泣いて泣いて
その瑞々しい魂を認めれくれる
大人や友人達の存在が
最後に見られて良かったです。
カサゴの何が悪い?
2017.07.30 名演小劇場にて鑑賞