これ、胸が痛くなるやつだったね。
自分がババアになっていてよかった。この子達と同じくらいの年齢だったら、ボロ泣きしていたかもしれない。でも、凄くまっさらで危うげで純粋。
観始めた時は身長差なんかもあって、二人が同年代だと思わなくてね…しかも私が思っていた設定とは逆だった。でも、物語が進んでいくと、それが自然に思えて…想いを秘めた親友の恋を応援しようとする彼を見て、胸がチクチクしちゃってさぁ…。あんな、ゲームでキスとかしちゃうのは彼にとってはダメージでかいよなぁ…って。
女の子達はなんだか意地悪に思えて…。なんかあれくらいの歳の女の子って男の子より先をいってて苦手だわぁ。
途中で、ほんとに心が押し潰されそうになったんだけど、最後まで観たらちょっと救われたというか…明るい未来が想像できたのでほんとに良かったよ。
冒頭のカサゴとラストのカサゴ…明らかに様子が違うのが上手い表現だな～って思いました。いつでも彼を助けるのは彼で、彼を自由にするのも彼なのかと。ああ…なんか言葉では上手く伝えられないな。これは観て感じ取って貰うのがいちばんいいんだと思う。素敵な映画でした。好きです。
