ちろる

森のリトル・ギャングのちろるのレビュー・感想・評価

森のリトル・ギャング(2006年製作の映画)
3.6
ずる賢くて、食いしん坊のアライグマRJが、初めて出逢った本当の仲間たちとの大奮闘。

森の動物たちの視点で描かれる人間たちの身勝手さが見ていて心苦しい。

冬眠から目が覚めて気がついたら自分たちの家が奪われたなんて自分たちに置き換えたら恐ろしい。
めげないでなんとか立ち向かう森のリトルギャングが頼もしい。

それにしてもさすがドリームワークスアニメ。
所々に映画愛あふれる遊び心が隠されているのが面白い。
名作映画を模したようなキャラクターネームや設定をパロってみたり、セリフをそのまま入れ込んだりしてるのでそういうのを見つけるだけでも楽しいかもしれません。

RJはもちろんですが、ハコガメのヴァーンをはじめとする森の家族たちの純粋さに心が洗われて元気になれるアニメーション。
GWのファミリー映画としてもおすすめです。
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