ホンサンス作品、たぶん自分は苦手だろうと思って避けてきてて、今回初めて見たんですけどね。予感は的中でしたわ。
まだ生き残ってたんだなーヌーベルバーグの亡霊。初老のシネフィルじいさんの中二病を見せられた感。
キムミニが「ミューズ」？？ はいはいそうですか。ミューズ＝女性の客体化であり、女性蔑視と紙一重ですよ。早く撲滅してほしいな、こういうカルチャー。消費する側・される側、愛する側・愛される側、創作する側・創作意欲をかきたてる側、、。女性礼賛のテイをとりつつ、実はそれ蔑視ですよ、っていう、、。
だいたい古今東西、「ミューズ」って、気まぐれで奔放で情緒不安定なんだよね。そんな感じに仕上げとけば、女のリアルを描けてると思ってるの大きな勘違いだから。もうこんなんヌーベルバーグで絶滅してほしかった。
こんなもん芸術だとかって持ち上げるのよくないよ。はっきり「気持ち悪い」って誰かいったげたほうがいい。登場人物に映画論とかかたらせてるし、こんなの恥ずかしげもなくよく見せれるね？
そのうちホンサンスはセクハラで訴えられるんじゃないですかね。作品のテイストは違うけど、人としては、キム・ギドクとかロマンポランスキーとかアラーキーとかと同類のにおいがプンプンしますよ。
カンヌで賞とった？ 審査員も時代遅れのシネフィルじいさんばっかりだろうからね。
初老の「芸術家」にとっては夢だよね。ファンタジーだよね。60歳で30も年下の女と不倫なんて。でもそんなもん見せられてもねーー
あーいやなもん見ちゃった。
毒舌失礼しましたー
