2020年62本目、2月14本目鑑賞
ホンサンス監督作品
ベルリン国際映画祭で評価された作品
話の構成が面白い
途中、本当に終わってしまったのかと思った
当時、劇場で離席してしまった人がいたのでは?というくらいのエンドロール
恐らく注意書きくらいはして上映をしないとクレームになってしまう
結局何が言いたいのかはよくわからない映画
うーんでも芸術ってこういうものな気もするし…
皆んなが皆んな、人を愛することを偽ってる、そのような台詞があった
本当にその通りだろう、誰しもが愛を妥協してる
妥協しない人に愛は見つからないが、妥協しても偽りの愛しか手に入らない、相反するこの現実に見事にきりこんて切り込んでる
そして過去と、その過去があったからこその現在を対比的に描くことで際立つ事実の重さ
鑑賞中は退屈だったが、レビューを書いていたら良い映画だったのでは?と思えてきた
不思議な映画だ
もしかしたら私は映画に対して面白くなくても良いという妥協をしてしまっているのでは…?
と考えてしまったり
こんなことを考えさせてくれるのであれば、やっぱり良作だったんだろうなぁ