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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2のLのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

最高だった。
シリーズの最後として集大成としてたまらなく良かった。今まではずっとハテナが残ってたけど、全部伏線回収されて気持ち良く終われた。

ハーマイオニーとかロンを初めとした仲間の存在が大きすぎた。やっぱり圧倒的にヴォルデモートの方が力はあるんだけど、所詮恐怖政治で人を操ってるだけで、芯からの忠誠がある人はいない。それに対してハリーは何年も一緒にやってきた仲間がいる。助けてくれる懐かしの人が出てくるだけでワクワクするのが長編シリーズ物の良さだと思う。ネビルでも全然ワクワクした。

スネイプの話が辛すぎていたたまれなさすぎて本当に心傷んだ。愛の表現の仕方が不器用すぎて。誰よりもハリーを思ってくれてたわけで、ダンブルドアのことも最期まで慕ってたわけで。実際ハリーの味方なんでしょってずっと思ってたけど、こんな素敵な人だったとは思ってなくてびっくりした。最初の方は感情が読めなくて奇妙だと思って観てたけど、過去に戻るとリリーに対する愛情が溢れてる所とかたまらなくなるし、とにかくなによりもスネイプ役の人の演技が上手くて引き込まれたのが大きい。

ハリーが子供につけた名前の由来も素敵だし、もしスリザリンになったらって危惧する子供に対してかける言葉も素敵。スネイプの優しさに最後触れることが出来てよかった。

11年後にみんなの子供達が同じ列車でホグワーツ目指すシーンもたまらない。ハリー達が初めて9と4分の3番線に行く時に緊張してたシーンとシンメになっててすごく良かった。

シリーズ最後にふさわしい最高の作品だった。
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