【 山田孝之、自分自身を語る 】
映画は山田孝之が椅子に座ってインタビューに答える。そこにクロマキー合成された色々な背景に本人が浮きでる'3D'となっている奇抜な設計。
冒頭に芦田愛菜ちゃんが出てきてタイトルコール。たしかに山下敦弘監督が"この映画を芦田愛菜さんに捧げます" と言っていたっけ。
「山田孝之の東京都北区赤羽」「山田孝之のカンヌ映画祭」の監督・俳優コンビだけにオフビート感、ユルい笑い、真面目にふざけた感は健在。好きな人にはたまらない。自分も赤羽ファン。
映画は山田孝之について語る。
中卒・既婚者・子持ち、姉2人が芸能人、家庭が崩壊した少年時代、演技論、鹿児島で住んでた家の跡地について、好きな女優(長澤まさみ、その前は北川景子)の事など、彼を知るという意味では興味深い。(人によっては?)