ぽんぬふ

映画 山田孝之3Dのぽんぬふのレビュー・感想・評価

映画 山田孝之3D(2017年製作の映画)
2.5
完全版が出た長尾謙一郎の『クリームソーダシティ』を読み、その後インターネットにあった長尾謙一郎と山田孝之の対談記事を読み、興味を持って駆け込んできた。山田孝之の様子がどうやらおかしいというのは風の噂に聞いていたが、こういうことになっているとは思わなかった。
内容も面白いといえば面白いのだが、誰もわざわざやらないことをやって、それがTOHOシネマズとかでかかるみたいなシチュエーションまで含めての面白さという感じもする。多分そこも意図して、わざわざ3Dにして、多層的なレイヤー感みたいなのを出していったのだと思う。
でも最後の一言がなかったとしても、映画が嘘か本当かわからないなんてことはわかりきっているわけで、その地点で終わられてもという気はする。その中に何か本当らしいことがあるか、あるいはその外へ意識を向けるものがあるかの方が大事のはず。人間わからないみたいな話なら、それこそ言われるまでもなくそりゃそうだということだし。
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