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きみがくれた未来のcocoのレビュー・感想・評価

きみがくれた未来(2010年製作の映画)
3.7
ザック・エフロンが出てる映画で恋愛が絡んでくる作品って、気楽に観れるけど最後に何かを心に残すものが多い印象で、今作もまさにそんか映画でした。
原作があるようで、なんとなくの直感ですが映画より原作の方が心に響くものがありそうな気がします。

母と弟と暮らす、チャーリーはヨットでスタンフォード大学の奨学金を貰っていて、夏からは大学生になることが決まっていた。
しかし自分が運転する車が事故したことで同乗していた弟が死んでしまう。
弟の死という過去に囚われたチャーリーは大学もヨットも諦めて、死んだ弟に会えるという理由で墓地で働いていた。

恋愛要素はちょろっとしかなく、基本的には兄弟愛やチャーリーが弟の死を乗り越えること、を中心として描かれていて、後半になると彼が現在生かされているという奇跡を強調してきます。
なので恋愛要素を期待したら満足しないと思います。
まあ、私みたいにザック・エフロン見たさで観たら満足すること間違いなしですね笑

そもそも死んだ人の姿が見えるっていう時点で現実性は失われるかもしれませんが、兄弟でのキャッチボールのシーンや2人が最後の別れを交わすシーンは本当に素敵で、かつ印象的でした。

あとヨットって危険だけどすごく爽快なスポーツで、やってみたくなりました!
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