今日からまた、映画鑑賞生活を再スタートさせていこうと思い、その一作目として、手に取った作品。
弟サムの死を中々受け入れることができないチャーリーが、テスとの出会いを通じて、前に進もうとする姿を描いたファンタジー・ラブストーリー。
死んだ人の姿を見れるというのは、非現実的な話ではあるが、
サムとの不満を言い合いながらも、仲睦まじい様子や、
テスと再会してから結ばれるまでの、初々しい様子が、
実にリアルに、自然に描かれていて、とても癒される。
また、チャーリーがテスと結ばれるためには、サムとさよならしなくてはならないという選択を前に、葛藤し続けている姿を、遣る瀬無い気持ちで見入ってしまった。
そして、なんといっても、ザック・エフロンの綺麗な青い瞳から流される涙が実に美しかった…。
少し話のつながりが曖昧な部分もあったが、全体的にストーリーがコンパクトにまとまっていて、見やすかったと思う。
この作品を見終わった後は、
どこか透き通ったような、スッキリした気持ちになれるのではないだろうか。
正直、名前の聞いたことがない作品は、
見るまでにそれなりの躊躇を伴うが、
その分良い作品に出会えた時の感動はより大きい気がする。
また新たに素敵な作品に出会えることを楽しみにしていこうと思う。