予想以上に犬映画。
シベリアのタイガ地域の春夏秋冬。
猟師ドキュメンタリー。
家もカヌーも罠も全て自然の中だけで調達し
斧一本で作り上げる！
家族と離れ、単身で犬を引き連れ
森で猟をするのだけれど、
普段、飼い慣らされている犬ばかり見ているせいか
命令されるからではなく、
本能のままに生き生きと動物を狩る犬の姿が印象的だった。
厳しい自然には立ち向かうのでも逆らうのでもなく、
知恵と勤勉さをフルに使いうまく利用していくもの。
大木を細い斧一本で切り倒すシーンが最高。
映画を撮りなれている監督だからか
痒い所に手が届く、
見たいなと思うものを見せてくれる、
最後まで気持ち良い映画だった。
夏に観て正解、涼しい。
