永遠のジャンゴの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「永遠のジャンゴ」に投稿された感想・評価

音楽、最高でした。
主演のレダ・カテブの飄々とした演技も良かったです。
Iri17

Iri17の感想・評価

3.6
ジャンゴ・ラインハルトはギターをやってる人間なら大抵は知ってる伝説的なギタリスト。なんと2本指でギターを弾くのに超うめーというとんでもない人なのだ。

この人はジプシーとかロマと言われる人で、ヨーロッパを移動しながら暮らしている民族で、今も昔も迫害され続けている人たちだ。定住しないためユダヤ人やクルド人より発言力もなく、特にルーマニアやマケドニアなんかは彼等に対する差別を無視している。そんなヨーロッパ中で差別されている人たちをナチスが迫害しないわけもなく、ポライモスと言われるジプシー完全絶滅計画を行なっていたほどだ。ジプシーは音楽を非常に愛する民族で、ジャンゴはジプシー音楽とジャズを合わせた音楽を作り上げた。

ジャンゴは迫害とジプシーの誇りの板挟みになりながらも、音楽の力で生き抜いた。彼の魅力的な人柄が素晴らしい。当時のジプシーの生活もわかる素晴らしい映画だ。
時代に翻弄されたミュージシャン。生き延びる為、生き延びた者の宿命のようなものを感じました。
Bluegene

Bluegeneの感想・評価

4.0
ジャンゴ・ラインハルトというと往年のジャズファンなら誰でも知っているギタリスト。火傷で左手が不自由だったため三本指で弾いたことは有名だ。ジャズよりロック派の私でさえ、「ジャンゴロジー」は聴いたことがある。

が、彼がロマで、第二次大戦中にナチス・ドイツの迫害を受けスイスに亡命したということは知らなかった。

ジャズやブルースはアフリカ系アメリカ人の苦難の歴史と切っても切れない関係にある。やはり迫害の歴史をもつロマとして、ジャンゴはロマの楽器であるギターを手にジプシー・ジャズという新しいジャンルを開拓した。

この映画はドイツ占領下のフランス時代のジャンゴの姿を描いたもの。演奏シーンではジャンゴ役のレダ・カテブが実際に三本指ギターを弾いているのだが、この役にキャスティングされるまでギター演奏の経験はなかったそうだ。逆にだから三本指という特殊な運指ができたのかも。

解放後のパリでジャンゴが自作のレクイエムを披露するシーンで映画は終わる。このレクイエムはその後演奏されることはなく、スコアも一部しか残っていないそうだ。ナチス・ドイツの犠牲になったロマは50万人といわれ、収容所では強制的な断種手術も行われていた。犠牲となった同胞たちへの鎮魂のために封印したのだろうか。
Saki

Sakiの感想・評価

3.8
歌声や音楽が本当に素晴らしかったです!
観ていてこっちまでリズムを刻んじゃいそうになりました^_^
後世のミュージシャンに影響を与えたジプシー音楽のジャンゴラインハルト伝記。
パリで喝采を浴びていたジャンゴはナチスに反感を抱きドイツでの演奏をホイコットする。身に危険を感じるジャンゴは家族とスイスに逃げようとするが湖畔で足止めをくう。イギリス兵士を逃がすため信念を曲げ、ナチスのために演奏しその後スイスに逃亡する。途中、家族とも別れ別れになるが、戦後再会しミュージシャンとして演奏する。
音楽もかっこいいし、やはり伝記は力あるのだが、ジャンゴを演じる役者の顔が好きになれなかったのが残念
ryo

ryoの感想・評価

5.0
音楽って…ほんとに…ってなる。演奏シーンだけでも満点。冒頭のステージはswingしすぎた。

「ジャズでもベースには弓を使え、ソロは5秒以内、速いテンポもブルースも禁止、客を扇動するな。」

ジプシー出身の天才ギタリスト、ジャンゴ•ラインハルトの伝記映画。ナチス占領下のパリで連日客を湧かせる彼に迫る抑圧とジプシーへの迫害。

ステージでの演奏に着席スタイルの客がどんどん立ち上がり手を鳴らす姿、制限された条件の演奏からの敵も惑わせる熱狂的な音楽。ジプシー仲間との宴。森の中、教会、バー、ステージ、どの演奏も泣きそうになるくらい素晴らしい。

彼を助けるべく危険を侵す愛人ルイーズにはホントに胸が詰まる。彼の音楽に救われて、守るべき美しい物のために力を尽くす強さよ…涙

バンドメンバーのクラリネットの彼とベースの眼鏡の彼の演奏もすごくすきだった。
ジャンゴ・ラインハルトの演奏の素晴らしさや、ロマの辿ってきた歴史もわかるが、終わってみれば特に何も残らず、、。
かれん

かれんの感想・評価

3.4
主旨が途中で変わってきて戸惑った。
音楽は素晴らしかった。
もっと色々聴いてみたいなぁ
kuuta

kuutaの感想・評価

2.5
ナチスドイツに迫害されたジプシー出身のミュージシャン、ジャンゴが戦時中にナチスに狙われ、追われた実話の映画化。
ユダヤ人ばかりにスポットがあたるけれど、ナチスに迫害されていた人たちにはジプシー(ロマ人)や障害者、黒人なども含まれていた、ということを今に伝える映画ではあると思うけれど、そもそもジャンゴが当時どれほど有名だったのか、どれだけ苦労したのかなどがいまひとつ分からず、なんとなく、ピンと来ないまま終わってしまった…