大原海輝

アイスと雨音の大原海輝のレビュー・感想・評価

アイスと雨音(2017年製作の映画)
3.8
アイスなのに苦くって。ほろ苦くって。
溶ける前に食べたからか、雨に当たりすぎて風邪を引いたからなのか、鳥肌もたった。

そして、迸るパッション。

嘘なのに本当が散りばめられて、それが希望にも絶望にも見えて、少年少女の言葉はストレートに響いた。

74分。ワンカット長撮り。荒削りだしバランスがいいとは言えない。だけど、それぞれが輝く瞬間が確かにあったし、見た事を損だと思うことはこれからもないと思う。

賛否両論な評価をされると思うけど、僕は好きな映画だった。
大原海輝

大原海輝