すず

恋と嘘のすずのレビュー・感想・評価

恋と嘘(2017年製作の映画)
3.0
胸焼けレベルの可愛さ

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原作、アニメに次ぐ実写化。
原作未読、アニメ視聴済。

少子化対策として16歳になると政府から政府公認夫婦斡旋通知、通称「政府通知」が届く。遺伝子的に最良のパートナーを国が選んでくれるというなんじゃそりゃな設定。自由恋愛=運命の赤い糸と政府通知=科学の赤い糸に揺れる1人の男の子を描いたのが原作とアニメ。

アニメは結構好きでした(*^^*)自由恋愛の高崎美咲と国が指定した真田莉々奈、どちらも可愛くて男の子にとってはなんて夢物語、ハーレム展開だことでしょう(笑)

実写はというとアニメとは異なりアナザーストーリー。キャラ設定も真逆。原作、アニメは男1人女2人だけど、実写は女1人男2人で視聴ターゲットを男ではなく女子中高生にしてるのが窺える。少年漫画から少女漫画へと変貌させている。

主人公・仁坂葵(森川葵)の名前でピンとくる方もいるかな?(笑)原作で主人公だった男の子のお友達、仁坂。この仁坂のお兄さんの娘が本作の主人公。

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原作の設定を生かした全くの別物語だから初見さんでも入りやすい。でも若い子向けかな(笑)30過ぎの私には観ていて響かない部分、心苦しい部分もあった。中高生はキャー😍となるのかな?(笑)私の観た回は遅かったからかおじさん数人しかいなかった(笑)900円で観れる日なのに閑散過ぎ(^_^;)


主人公の葵は[TOO YOUNG TO DIE]で可愛いなと思った森川葵。本作でも可愛いんだけど、ぶりっ子すぎて大人過ぎる私が見るには胸焼けする可愛さでした(^-^;)嘘をつく時前髪を触るんだけど、わざとらしすぎる演出には苦笑い(^_^;)

キミスイで好演だった北村匠海くん。主人公の幼馴染みで主人公のことを思いやる優しい青年。どこまでも主人公のために行動するんだけど、さりげない優しさが良い。主人公は優柔不断でいつもクレープを選ぶのに2択で悩むが、決まって必ず主人公が選ばなかった方を買う。悩んでる時、嘘をついてる時もお見通しで相談にのってくれたりいつも見方でいてくれて、、、やっぱり北村匠海くん良い💕今後も要チェック✔

葵の政府通知のお相手はツンデレ
デレた時が堪らない(*’艸`*)
見たことない演者さんだったけど、悪くない。

エンドロール後に重大シーンあり
それを見たか見てないかで評価が変わるくらい大事なシーンありなので最後までお見逃しなく!


中盤までは森川葵の可愛さ、漫画展開に胸焼けだったけど、段々慣れてきたのか最後の方は葵がどちらを選ぶのか気になったし意外と楽しめた。
すず

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