ポスターに惹かれて前情報無しに視聴。夢のなかで出会うなんてロマンチック…と思っていたけれど、現実世界の描かれかたは中々なものだった。牛の屠殺のシーン(こうやっていのちをいただいているというのは紛れもない事実なだけに、何とも言えない気持ちになってしまった)や自傷のシーンがだいぶ生々しいショッキングなもので、思わず目を背けてしまった…。たぶん心にも体にも流れる"血"がテーマのひとつではあるんだろうけど、個人的に血がとてつもなく苦手で映画を観るときにはできるだけ避けてきたもんだったから、だいぶ気持ちが悪くなってしまった…映像も音楽も登場人物も魅力的なのに、こんな感想にとどまってしまう自分が本当にいやだ…。