生きている牛が食肉処理場で肉になるまでを描写している。ナイフ一本で牛の頭を切り取っている、血がドビャッと出ていてとてもグロテスク、ショッキング!
すごい映像だった。
でもこれ、ラブストーリーなんだぜ、それはとてもとても素晴らしいラブストーリーなんだぜ。
嘘だろって思うけど。
かなり訳あり男女の不思議な恋愛ものなんだけど、結構ぽかーんってする。
独特すぎるんだな。
普通に暮らしていたら絶対にカップルにならない二人なんだろうけど、不思議ね!同じ夢を二人は見ている。二人は鹿なの。そう、鹿。夢の中で二人は鹿として距離を縮めてゆく…。(ここぽかーんポイント)
夢では仲良しなのに
現実はどう?うまくやれてる?どうよ、気持ちわかってる?
ぽかーんポイントは多々あるのにものすごく美しい映画だったんだ。
ぽかーんは何度なってもいい、それ以上のものがある。
映像も美しいし、セリフもすごく好きだった。不器用な二人が共通の夢を見ているという事実を知ってちょっとずつ大胆に?なってみたりちょっとずつ好きになってみたり。
特別な気持ちになるのは
ほんの些細なことなのだろう、それが夢となると、毎晩見る夢となると、なんていうかとっても運命を感じてしまいそうだ。
夢で
鹿の俺と鹿の私は
森をただただ歩くだけなのに。
それがとても美しい、綺麗な愛の形だなって思ったな。