心と体との作品情報・感想・評価

「心と体と」に投稿された感想・評価

ryac

ryacの感想・評価

4.1
「夢の中で出会った、不器用な男女のラブストーリー」……的なあらすじだけ事前情報として知っていたため、高尚で観念的な作風なのかなーと身構えてしまったのを後悔。めちゃくちゃ響きました。

心に傷を抱えた者同士の葛藤、歪んだ愛情、相手に自分の本心が伝わらないもどかしさ。
「毎日同じ夢を見る」というファンタジックな現象を題材にしつつ、綴られる言葉の一つ一つが生々しさを帯びた人間模様が描かれることによって奇妙で幻想的な独特の空気感が常に漂っていた。

とくにヒロインのマーリアの不安定な感じが非常に印象的。無礼なアプローチには「不愉快です」とぴしゃりと言ってのける強さを持ちつつ、家では一人で人形遊びに興じるイルな要素も併せ持つ。人生で初めて本気の恋というものに遭遇して我を失っていくさま、とくに終盤に彼女がとってしまうある行動はあまりにも凄まじく……死ななくてよかった。

「夢の中」に登場する2頭の鹿も、とくにそれっぽい演出があるわけでもないのになんだか人間の魂が宿っているようにも見えるから不思議。
あと、エンディングがブラックアウトじゃなくてホワイトアウトなのって何気に初めて見たかも。真っ白い背景に黒字で現れるクレジットが新鮮だった。曲も良き。
MakotoAiba

MakotoAibaの感想・評価

3.7
きれいな映像が印象的でした。鹿の夢、食肉処理場、個性的な登場人物、そして随所に出てくる血、この設定の意味することを考えるだけでも楽しめる。
tcdmtgb

tcdmtgbの感想・評価

4.6
大好きです
すっごい綺麗だけど気持ち悪かった
メンヘラ用の映画
KenFujino

KenFujinoの感想・評価

4.5
美しい映画、透明感
アヤル

アヤルの感想・評価

3.5
恋愛を諦めた男は片腕に障害があり、恋愛が分からない女は(恐らく)自閉症。
コミュニケーションすら上手く取ることの出来ないふたりを繋げたのは、共通の「鹿の夢」だった…。

最後はほっこりできるが、意外に血の描写が多いので、苦手な方は要注意。
ただしその血を含め、素晴らしい映像美だった。
イワシ

イワシの感想・評価

3.7
アレクサンドラ・ボルベールの奇妙な性格が彼女の自殺にいちいち面白いアクションを加えていく。音楽を聴きながら浴槽で手首をガラスで切るのだが、そのガラスはわざわざキッチンから持ち出した肉叩きハンマーで割り、ちょうどいいのを選び、几帳面に浴槽の縁に置く。

まったく同じ夢を見るゲーザ・モルチャーニからの電話で自殺を取り止めるボルベーイだが、携帯電話を持つ手の手首からはずっと血が流れててそれどころじゃさなすぎる。応急処置をする手元のショットが一連のアクションを締めとして台の上をサッと拭く動作に思わず笑った。

予告編のポール・ヴァーホーヴェンのコメントに心底笑った。そんなこと言うキャラか?
チナミ

チナミの感想・評価

3.3
ゆっくり進む純愛
mika

mikaの感想・評価

3.9
微笑ましい
映像美
>|