心と体との作品情報・感想・評価

「心と体と」に投稿された感想・評価

tero

teroの感想・評価

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マーリアが笑うと僕も嬉しい。

夢でもし逢えたら 素敵なことね
あなたに逢えるまで 眠り続けたい
これは全人類が観なければならない映画だ

これほど細部まで美々たる作品は初めてだ
SEX・血・肌・トランプ・台詞・衣服、ここに映る、もう全てが愛おしく思えてきた

限りなく僕等の日常に近く寄り添ってくれた映画


この映画は音楽に逃げてない
日々、生活してる中、指で再生ボタンを押した時だけ音楽が流れる

当たり前のことを静かにしている、僕の人生を肯定してくれているような

それはそれは、
色鮮やかな小さな小さな恋の物語


また同じ夢をみていた

好きな台詞
「聞かぬが花だよ」

好きなシーン
グミを食べながらAV鑑賞
MeKono

MeKonoの感想・評価

1.0
話としては邦画でやっててもおかしくない話

でもそれを描く温度だったり湿度だったり
丁寧に、そして深みがあって。

最後はどんどん引き込まれていく
鹿の表情、失踪、バスタブ以降。。
DSPEC

DSPECの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

文学や音楽の世界で使い古された “ 夢で会いましょう ” という言い回しはこの映画の為に作られたセリフと錯覚してしまうくらいしっくりくる心地良さ。


夢は潜在意識の中にある思いが願望となって現れるという。

エンドレとマーリアは現在置かれている状況や人として生きる事に居心地の悪さと生きづらさを感じている。自身の姿を擬人化した雌雄の鹿となってふたりは夢の中で出会う。どうしようもない絶望的な現実の世界から夢の世界への逃避。



“ 素晴らしかったよ… ”

夢の世界で雌雄の鹿として交尾をした後から現実の世界でお互いを恋愛対象の異性として意識し合う。

成熟した肉体と幼児性が同居する危うさを持つマーリア。遅すぎる思春期を経験し表情は和み、美しさに磨きがかかる様を描く過程はあざとさ充分な演出。だがあえてそれに乗っかって鑑賞すると非常に心地良い。



“ 今夜は泊まれます。パジャマも持参してます。”

マーリアの意を決して放った言葉に対して悪意の無い言葉の暴力。プレイモービルのフィギュアでの予習も豹のぬいぐるみとの擬似セックスも無駄に。

並外れた記憶力を持つサヴァン症候群のマーリアにとって時が癒す事すら叶わない。
忘れ去りたい記憶の数々が脳内にしぶとく居座り邪魔をする。



バスルームに向かいガラスの破片をそっとバスタブの縁に置き、これから死への儀式が始まるのを予感させる。

何の躊躇いも迷いも無く余りにもアッサリ自身の肉体を傷つける。


血の匂いがバスルームに広がる。雄鹿にこの匂いが届けばという淡い期待。


電話中も血が溢れ出て体を伝わり、掃除が行き届いた部屋が瞬く間に赤く染まる。
もどかし会話と過ぎ行く時間。


サスペンスを観る様な緊迫感…


エンドレには気の利いた言葉は荷が重いとと思い始めた。

唐突に…

“ 死ぬほどあなたを愛してます。”

“ 私も愛してます。”


夢の世界では長年連れ添ってきたつがいの鹿の様に、かけがえのない充実した時間を過ごし、潤沢な信頼関係を築けていた事を想像させる。


理想の夢の世界を現実の世界で成し遂げ完結したふたりは、今後夢の中で鹿として出会う事は無いと思いたい。
mayuko

mayukoの感想・評価

3.7
「家畜である牛、優雅で自由な鹿、彼らは我々の社会を写し出す鏡のような存在、そして、この惑星で同居していて、世界はどんどん狭くなっていっている。尊厳を持って、どうやって分け合って生きていけるか。我々は学んでいるのです。」監督より

想いを寄せる相手と毎晩同じ夢を見て夢を見ることで現実世界でもお互い少しずつ惹かれあっていく、、、
なんてロマンティック浮かれモードなんだ、、、♡♡♡
すごいですよね、すごいと思います
大して仕事の能力もない人生にヤサグレたオヤジ(セフレいるの最悪)と誰よりも優れている記憶力という能力の無駄遣いに気づかない面白い女の人が恋愛に発展するって
夢ってすごいと思います嘘つけない
Mei

Meiの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

"Testről és lélekről"(邦題:『心と体と』)観た。

とっても綺麗で、丁寧な映画だった。

すぐに感想を言葉にしてしまうのでなく、心の中に、しばらくそっと取っておきたいような映画。

鑑賞後の余韻をしばらく、「心と体と」で、味わいたい。

自分の体を傷つければ傷つけるほど、生きている実感に満ちて、次第に豊かになっていく主人公の表情。

夢、精神分析、自由連想、性、身体、心、生と死。

身体と心を繋げる役割である「欲望」を持つようになるまでの、主人公の、ストーリー。

その意味で、とても精神分析的な映画だったと思う。

夢の解釈も扱われていたし、性行為の位置付けもとても納得のいくものだった。

うまくまとめることができない。

でも、何か、心に残る映画だった。
Tomoya

Tomoyaの感想・評価

5.0
めちゃくちゃ好き。
マーリアの口角が少しでも上がると、
こっちまで嬉しくなる。
ゆったりして美しいのに、笑えるところもあるし、考えさせられることもあって、大切な映画になった。
また観たい。
ana

anaの感想・評価

3.6
淡々とした中ですごく繊細。
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