うーん。ダークコメディで片付けて良いのだろうか？メッセージ性の強い映画だと思う。まず、最初に出てくる娼館のマダムが全裸のワガママボディで衝撃的。
最初っから飛ばして来る。その後も目のないローラ、消化器官が逆さまになっているサマンサ、変形した顔を持つアナ、軟骨無形成症の女性等が次から次へと出て来て画面に釘付けになる。彼等と彼等を取り巻く健常者と呼ばれる人々が繰り広げる人間模様を淡いピンクとパープルのファンシーな映像で描き、本当の美しさとは？強さとは？差別とは？を考えさせられる映画でした。不思議な世界観だけど嫌いじゃないです。
ネタバレ↓
攻めた映像が多く、裸や局部にもモザイクが無いのだが、全体のトーンがピンクやパープルで柔らかく綺麗なので、イヤらしさや気持ち悪さが不思議と無かった。
ただ、最後のサマンサのキスシーンで彼の舌がサマンサの口？肛門？に入るアップの画面は、さすがにちょっと強烈でした。
