このレビューはネタバレを含みます
好〜!
期せずしてエスターの後に鑑賞したが通ずるところありのこちらは正常な人々が自分にも他者にも誠実であるために導かれる (概ね) ハピエン。
「本物」が少ないのとメイクがあからさまな作り物なのが少し残念にも感じたけど、いかにも作り物なパステルポップの世界の中で、実在の人々をおちょくってると思われないためにはこれくらいのバランスがよかったのだろうか……
しかしそのために結局御伽噺になってしまうなら、セットに反してゴリゴリにリアルの方が私は好きだ。
呪いを解く話はえてして「愛される」「愛する」いずれかに集約されがちだけど、ここでは外からの呪いを跳ねつける力をもっている人、意志はあるのに外圧が強過ぎてしまう人、他者と繋がることが呪いを解くきっかけになる人、様々いるのが優しくてよい。
下のお口が上のお口のリアルさに比べて貼り付けたみたいに浮きまくってたのは笑った。リップ塗ってんなら可愛い。
突っ込んだらそりゃそうなるよね。