身体の欠損など、健常者と異なる容姿を持つ人々にとって、この世で生きることは決して楽じゃない。冷たい現実や世の中との距離感を描くダークな社会派コメディ。
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奇形の人々の生き辛さという部分よりも、色濃く出ているのがセクシャリティの部分。さらに一歩踏み込む事で他にはない映画になっていると思います。冒頭から強烈なビジュアルと、淡いピンクの世界観ですでに忘れられない映画に...。
この映画だと極端ですが、相手を外見で判断する事は多いと思う。けれども、やはりその人の考え方や感じ方を知っていくうちに、その外見から感じる印象はだいぶ変わってくる。
ただ、それはこの映画を見る側の主観でしかなく、この映画に出てくる人達はそもそも奇形の人を性的な対象として捉えるというかなり偏った表現がされており、裏の裏が表のように、極端すぎる表現が意外とリアルに感じる時もある。
内容はあれですが、世界観は魅力のある映画だった。
スペインってこういう街並みなのかな...?
