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ドラゴンへの道のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ドラゴンへの道(1972年製作の映画)
5.0
イタリアにやってきた中国人青年タン・ロン(ブルース・リー)は、美しい娘チェン(ノラ・ミャオ)に案内され、彼女が経営する中華レストランに着いた。チェンの店はマフィアに狙われ、毎日のようにいやがらせの被害にあっていたのだ。やがてマフィアは店の譲渡契約書にサインするよう強引に迫ってきた。そこに現われたタンは得意のカンフーを駆使して十数人の部下たちをけちらした。マフィアのボスはタンの強さに舌をまいたが、それではとロバート(チャック・ノリス)という空手チャンピオンをやとい入れた。人ッ子ひとりいない古代ローマの遺跡コロシアムでタンとロバートが対峙した。中国クンフーと空手の激突、この広いコロシアムの真只中で誰にも見とられずに戦いを交える二人。長い戦いの末、タンはロバートを倒した。やがてタンはチェンに別れを告げると、ひとり静かにローマを去っていくのだった。
ブルース・リーが製作・監督・脚本・音楽監修・武術指導・主演の6役をこなしたアクション。マフィアに立ち退きを迫られている中華料理店の娘を助けるため、ローマにやって来た青年、トン・ロンと、マフィアの戦いを描く。レストランでメニューが読めずスープばかり頼んだり、ドジでオチャメなところもあるがカンフーの腕前は一流な主人公をブルース・リーが演じ、コロッセオでのブルース・リーとチャック・ノリスのガチンコバトルはカンフー映画史に残る名勝負。
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