わさびの作品情報・感想・評価 - 7ページ目

「わさび」に投稿された感想・評価

hosejack

hosejackの感想・評価

4.0
高山の情緒あふれながら冷たい空気感を感じる雰囲気、芳根京子の圧倒的な演技と佇まい、短編を活かした狭く小さなストーリーであることが絡み合っていて素晴らしい。少女が周りの環境に抗えない人生への諦めから覚悟に変わる話。好きだった。
なんといっても芳根京子恐るべし、インディーズ感を消して映画の質を押し上げている
20170909渋谷ユーロスペースにて鑑賞

芳根京子が今ほど有名になる前、表参道高校合唱部撮影前の作品。
凛とした美しさの中から湧き出る感情。もっと見ていたい、もっともっと芳根京子を知りたいと思う。芳根京子以外にこの役を演じられないのではないか?それくらい芳根京子が素晴らしい。もっと多くの人に見て欲しい
噂には聞いていたが、芳根京子すげえ。ドラマなどで何度も見たことあったけど、この映画が一番よかった。
セリフは少ないのに、心の動きや葛藤が痛いほど伝わってくる。
ラストの言葉からはいろんな感情がどばぁと伝わってきて強い。
もっと余韻に浸っていたかった。
mingo

mingoの感想・評価

3.8
芳根京子演技が素晴らしすぎる。に尽きる。外山文治監督ご本人トークショーで意外と体裁や身なり(髪の毛やシャツを直したり)を整える仕草やトークが多いのを感じたのだが、自分なりのこだわりが強い監督なことがヒシヒシと伝わってきた。登る山は相当高いのだろう。ウンチクとか答えはこうだって出しがちな映画の方面にいってしまうとつまらないものになってしまうひとのような気がする。人柄も良く、若手俳優が多くアピールしてたように今後間違いなく売れるだろうが、長編で描きたいという思いより今の商業映画を俯瞰した上で良い映画を撮って欲しい、、、あまりハマらなかった分期待値を込めて何様駄文失礼、、
感情が来る瞬間はあの時自分が感じたそれと一緒でちゃんと生きた映画でした。素敵です。
torisan

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4.3
自分の希望や気持ちを我慢をしていた、ある意味大人な主人公が、最後に、大好きな父の娘として、とても無邪気に自分の希望や感情を発することができたことが、この映画の爽やかさと思う。この監督は若い人の細やかな心の揺れや動きを描くのがとても巧みですね。それに応えた芳根京子さんも素晴らしい。
まここ

まここの感想・評価

4.0
べっぴんさんの頃から思っていたのですが芳根ちゃんから流れる耐えながらも溢れ出す大粒の涙は感情が溢れ出す瞬間を力強く表現しているようでずっと見ていたいと思ってしまいます。すごい。

アンパンマンみたいな人と言われる彼女だけど、それは守りたい人がいるからしている仮の姿で‥忘れちゃいけないのは彼女がまだ17歳の女の子で父のことをとても愛しているということ。
この世に魔法はないけど、まるで魔法みたいに叶って欲しいものはあって、ちょっとした奇跡のような瞬間が人を勇気づけていく。
彼女が迷い考える表情
病に侵されながらも温かいお父さん
いつだって人は幸せに向かっていける
そんな希望に溢れていて、とてもよかった。
渋谷シネパレスで 外山文治の短編映画を鑑賞②


わさび


芳根京子。
名前は知っていたが、彼女の演技を観たことはなかった。

素晴らしい。
なんだあれは。
芳根京子、完全にノーマークであった。
泣きの演技なんて、抜群に上手かった。
表情も 場面場面に不自然さがなく、ずっと観てられるぐらいの演技力。
感無量。

本当に、芳根京子の演技に酔いしれる30分であった。


ストーリーも面白い。
が、
葵役が芳根京子じゃなかったら…………
と思うとゾッとする。
それぐらい 存在感であった。
noobyoo

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4.1
ヒロインを演じる芳根京子さんの真の演技力が弾ける貴重な作品です。朝ドラ主演が彼女に決まる前年に撮影されており、今やメジャー作品で主役に抜擢される女優さんに躍進し、キチンと演技が出来る若手である事は承知していましたが、本作の演技が今までに見た中で一番響きました。

この映画の背景としては、申し分なくピッタリな飛騨高山を舞台に、鬱病を患う父親が営む寿司屋の跡を継ぐかどうか自問する、高校3年のひとり娘の憂いと決心を30分の短編に凝縮させる珠玉の人間ドラマ。

親子の間にも色々とある中で、自分が生きていく上での将来の道をどう選択するのが正しいのか、高校3年生の女の子には苦渋の決断なのは当たり前なのですが、本作の結論はジンワリ温かい余韻を奏でます。

仕方がないなのか、そうすべきなのか、その紙一重な思考を決着させる「ただいま」の台詞が沁みます。
客観的にはただ辛い話。

その中にいろんな人の我慢、思いやり、心配、反省、後悔、前向きな気持ち等が入り混じる。

人付き合いがある程度密な田舎だから、若いから、まだ人は心配してくれる。
中年で介護の親を抱え、都会で周りに他人はいっぱいいるけど誰も振り向いてくれず、親のよりずっと残りの多い人生をどうにもできなくなっていくおじさんおばさんは多い。

若さで意地っ張りになってるあの子のアンパンマンぶりは誰の為にならないかも、と思った。
健気だけれども。
先生も言ってたでしょ、全部食べられたらどうなるの?
お父さんの将来の為にも、その選択がいいとは思えないな。

この国の将来を具体的に不安になる映画。

芳根京子の目は凄い。