怒れる女神たちのＳ子のレビュー・感想・評価

フリーダの結婚を機に集まった仲間たちの数日間の出来事。フリーダの結婚相手はすぐ想像がついたけれど、最後の事件に関しては予想がつかなかった。女性たちの怒りが、インドの現状と照らし合わせて浮き彫りになったパワーのある映画。最初は着地点が予想がつかず中弛みしそうになったが、仲間たちの数日間は、エンディングにつながる大事な描写だったと感じた。日本で作ったら安っぽくなりそうだが、本物の怒りというエネルギーがこの映画をリアルなものにしている。