まさかのミクロス不在とは。新ドラ映画は大魔境に続いて2本目。オリジナルと違って、大魔境より鉄人兵団の方が古いのね。ほとんどそのままだった大魔境と違って、鉄人兵団はかなりアレンジが加えられていてなんというか、新鮮だった。
それにしても映画の感想とは違うけど、新ドラ映画の作画は本当に活き活きしていて眩しいとすら思う。もはや脳内で記号と化している、ヘルメット状でほぼ動くことのないのび太の髪の毛が、のび太が走り出すときにドラマチックに風になびく。なんとなく柔らかそうなドラえもんの身体がぶにょんぶにょん弾む、そして無限に可愛いしずかちゃん。ああ眼福。
ただ、旧鉄人兵団ではのび太がゲストキャラクターと友情を交わすということが珍しくなかったので、その役割をジュドの頭脳にさせるというのはわかるんだけど、赤ら顔の丸いヒヨコはさすがに突拍子もなさすぎて。友情についてはしずかちゃんとリルルで良かったのに、と思ってしまった。
ザンダクロスがリッチな作画でぐおおと動くのはロボットアニメ好きとして単純に嬉しかった。やっぱりカッコいいな。
