修道士は沈黙するの作品情報・感想・評価・動画配信 - 3ページ目

「修道士は沈黙する」に投稿された感想・評価

修道士かーと、観る前はかったるかったけど、全然そんなことはなく神ってる、と高速で廃れた流行語を今更使ってみようかなと思うかわいらしさがある。
G8とかエコノミストの奴らの話も意識高い系(流)の発言のようなもの、と置き換えれば、なんとなくわかったような気がするから鳥の声を聴こう。
この何にでも置き換え可能なような普遍性、イタリアらしいなと。こういう映画はレビューが多様でとてもおもしろく思っています。
erigio73

erigio73の感想・評価

3.9
さすがイタリアの出品作品、完成度の高い映画だった。大人向けのサスペンス。悪いけど、他の出品作品とは出来が違うかも。
愛華

愛華の感想・評価

-
EU フィルムデイズで見てきた

終始割と重めなのに終わり方がポップで良かった

欧州の言語が飛び交う!
Olga

Olgaの感想・評価

-
EU フィルムデーズ2019にて。この修道士が所属しているのは『大いなる沈黙へ』でおなじみのカルトジオ修道会なのか。妙に納得。
tipsy806

tipsy806の感想・評価

3.2
ミステリー仕立てだけどこの作品の本質はそこではないのだと思います。
世の中を動かしているのは財界の実力者であるという設定から、修道士が彼らに巻き込まれてしまう、と思いきや逆に翻弄していくんです。
結果、修道士の「沈黙」によって揺れ動く人間心理を描くというもの。周りの人たちの自分本位の未熟さの露出が半端ない。
世界を動かせるような財力を持った人が、最期になぜ修道士を呼んだのでしょうか。それは良心の呵責から、救いが欲しかったのか、それとも・・・。
HamuHamu

HamuHamuの感想・評価

4.0
G8会議が執り行われるグランドホテルが舞台。登場人物、特に神父のキャラクターがハッキリしていて転換が無いのに飽きずに見られた。世界経済を引き合いに出す必要はあったのか?と思いつつ、今までに無いシチュエーションが心に残った。善悪の描き方は、西部劇と同じという監督のコメントが、なるほどと見終わった後に分かる。

ラストのイメージは、希望の余地を残すチャップリンのオマージュだそう。まだ観たことないなぁ。
inenoha

inenohaの感想・評価

3.5
ロシェが死の直前に語ったことをサルスは語らない.修道士は告解の内容を口外してはならないからである.多分に犠牲を払いつつ世界の経済システムを変えようとする各国の財相たちは,ロシェがサルスに秘密を明かしたのではないかと憶測するが…….わざわざカルトジオ会士という設定にした理由がよく分からなかったり,世界経済がそんなに単純に動くものかという点に非現実的なところはあるものの,ICレコーダーの内容とロルフの行動に現代世界への軽やかな皮肉と希望を感じる作品.
ryodan

ryodanの感想・評価

3.8
2018-12-26

異色のミステリー作品。

現在の世界経済について、キリスト教徒の観点から疑問符を投げかけたようなテーマでした。カトリック教、そもそもキリスト教の教義には、はなはだ不信感を抱いていました。結局、聖書の教えを説いて納得させる結末はどうかと思いました。ただ美しい映像、素晴らしい俳優陣にうっとりさせられる画力は見ごたえアリです。セリフの中で「創造的破壊」について論じるシーンが個人的に好きでした。一見すごく正論のような気がするのは、世の中がそうなっているからで、世の常が正しいような気がする錯覚に陥っている。実際、中東で拉致され監禁状態だったジャーナリストの開放を巡って、自己責任論が物議を醸したことも同様だと感じています。個人の道徳観では間違っているのではないかと感じながらも、世の中がそういう解釈だと、そんな気もするという、アレ。世界経済が富める者が富む論理なら、創造的破壊も道理だと信じてしまう。宗教というものに長所があるとするならば、その歴史だと思っています。文明社会と共に宗教も創造され、すさんだ歴史と表裏一体で宗教も人々の生活に根差し、拠り所となっていった。だから根本は、人々の生活があっての社会という観点からの解釈を忘れていないこと。それが修道士に言わせた、野焼きについての答え、「だれが火を点けるんです?」。原始的な社会ですら火を持ったものが、その後の社会で力を持っていった。人類の発展は高度な技術を先んじたものが常に世界を牽引してきた歴史がある。そこには必ず富が生まれ、その富める者達の代表が、この作品となる舞台の列席者という仕掛け。手の込んだメッセージでしたね。そしてこの物語の重要なカギは、修道士が修道士になる前の経歴。そこが心を掴まされたところですね。
資本主義への皮肉たっぷり。
独特な雰囲気で眠くもなったけど、嫌いじゃない。
正直、キリスト教も経済学も分からないけど、面白かった。
この映画はスリルとサスペンスじゃないし、ミステリでもない。まして社会派映画でもない。
映像が綺麗で、神父さんがひたすら格好いい。
なんとなく、お前はそれでいいのか?と問いかけてくる映画。
こんな神父さんになら僕の悪行の数々を告解?したい。
ちなみに、僕の予備校時代の仲間が数学専攻で京都の大学に入り、今は大阪の大学で経済学の教授をやってるらしい。