修道士は沈黙するの作品情報・感想・評価・動画配信 - 5ページ目

「修道士は沈黙する」に投稿された感想・評価

Kedjenou

Kedjenouの感想・評価

2.9
ギリシャの金融危機の時に、国際金融基金(IMF)や先進諸国の財務大臣が集まる秘密会合が舞台。

世界経済への波及を食い止めるため、ギリシャ経済を崩壊させる陰謀が進んでいるという設定で、修道士がそれを阻止するというお話し。

ギリシャ危機をめぐり国際社会が緊縮政策を要求し、ギリシャ国内ではこれに反発して連日デモが行われたことは記憶に新しい。そうした事実を反映した話だ。

ギリシャの次に放漫財政だったイタリアの映画だから、緊縮派のドイツやIMFが悪役に描かれている。

といっても、その辺の話は適当に触れられるだけで、謎解きもどきのストーリーも辻褄を合わせようとはしない。

この映画の良さは、謎めいた雰囲気と修道士の演技を楽しませてくれるところにある。

監督のセンスが好きかどうかで、評価が分かれると思う。
saru55

saru55の感想・評価

2.5
G8を絡めてくる発想は面白いけれど、あまりに雑駁で中途半端。残念感しかない。
鑑賞前はかなり期待していたが(これ系は好物)、G8の強欲・色欲ぶりなど各人のキャラが色をつけすぎで(笑)リアリティは薄いなぁ( ̄▽ ̄)

ただ、告解の謎をベースに、国同士の対立を個人間に置き換えて、かつ資本主義と宗教的価値観を対比させるという脚本はこんなのみたことない。ん〜、「日経新聞をおとぎ話にした」とでも言うのかな?映画が何らかのテーマを掲げる存在であるとしたら、これほど濃厚な作品もそうないね( ͡° ͜ʖ ͡°)
ぱぷり

ぱぷりの感想・評価

3.0
修道士、意外に喋ります。
タイトルは
「告解」で良かったのに。

見事に監督にミスリードされたなあ。
前半と後半のテイストが違うのです。

でも、好きなタイプの映画でした。
magnolia

magnoliaの感想・評価

5.0
痛快!
欲の代表者たちが私利私欲に血眼になる傍らで、誰にも与せず無欲に佇む修道士、しかも頭いい、黙って勝手な解釈を待てる度胸…
この中で誰についていくのが一番いいか、犬でもわかるさ!

みんな「自分だけは違う」と思っているバカバカしさ
『The Death of Stalin』より後味良く『Being There』より作為的

トニ・セルヴィッロさん真正カッコいい、BGM含め音も素晴らしく良い、2018に観たイタリア映画はもれなく当たり

'19/6/26 2nd
やはり見応えあり、むしろ各シーンの意味についてより考えられて面白かった、ワンぞうは思ったより重要な役
[ you are lucky, you don't tell us a phrase on words ]
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.0
国際会議の場で修道士に告解した後に謎の死を遂げた経済界の重鎮。図式はすぐに「修道士が何を知ってしまったのか」に移るが、これがどこかの○国だったらいつの間にか行方不明になったりするところ(笑)、キリスト教国での修道士ということで失礼のない形でどう突き崩すかという一歩引いた戦いになっていて面白い。ただ肝心な「修道士が知っていたこと」が算数に弱い凡人にはようわからんかったことw含めて説明受けないと100%理解できない部分が随所に残り、若干消化不良気味でもある。多分にキリスト教が素養にある人向けの映画に感じるなあ...
vinotinto

vinotintoの感想・評価

3.3
分かりやすいミステリーではなく、行間を読む作品。仕事で疲れた状態で見たので行間すっ飛ばしまくりであまり入ってこず。もう一回見たいです。
abemathy

abemathyの感想・評価

4.0
重厚な色味と美しい構図を神妙な顔で観ていたが、コメディとして楽しめばよかったのか。ニヤリと笑うタイプ。
鳥のさえずりを録音している修道士。とぼけた顔と狡猾な顔を使い分ける修道士。急に泳ぎ始める修道士。沈黙する修道士。設定コントかよ。
柴猫

柴猫の感想・評価

3.5
沈黙こそ最大の自由。
G8財務相会議直前、一人の男の死体が発見される。自殺なのか他殺なのかも不明のまま、各国の財務大臣やゲストとして呼ばれたロックスター、絵本作家、修道士といった人々の間で繰り広げられる群像劇。

設定や展開として小説向きかなと思ってしまった。会話劇は面白いけど、映画として実写で見せられるとさすがに違和感。映像ならアニメとして見てみたかった作品。ただラストのシーンは大好き。
「自分に死をもたらしたとしても、他者を救うための行為ならば自殺ではない。道疑心のために死ぬのなら自殺ではない」って解釈は面白かった。
切身

切身の感想・評価

3.7
殺人犯を探るミステリーではなく、経済に翻弄される権力者たちの滑稽な姿を暴くブラックコメディだった。
ある意味裏切られて面白い。