siorinn汐鈴

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たちのsiorinn汐鈴のレビュー・感想・評価

3.5
まず、、この作品の前に是非、どうにかして前日譚「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」をご覧になることをお勧めします。

もう、知ってますよね、と言わんばかりに冒頭からフルスロットルで話が進んでしまいますので…(一応説明らしきものは途中途中ありますが…)

この二作品を続けて観られるようにしてくださったKBCシネマさんの映画への深い造詣に感謝…

前作から相変わらず不遇続きで、今度は追われる側から追う側に回って、かつ、パワーアップした教授たち。

前作では知識層がブルーカラーのお仕事に流れてしまっている皮肉を描いていましたが、今度は知識層の海外流出…

これ、日本でも研究費が出ないからと、海外の大学に行ってしまう日本も笑えない事実ですよ。

目先にとらわれていると、大切なもの、未来へつなげるものを失っちゃうよ、それって国家レベルの話だから!

という作り手側の意図が見えて、作る人たちも色々考えたんだろうなと。

で、最後、こうなるの?
ああ〜そうですか、また数年生きてないといけないな…
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