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結婚演出家のmiyuのレビュー・感想・評価

結婚演出家(2006年製作の映画)
3.5
不思議な映画だ。。。

マルコ ベロッキオの『甘き人生』より ずっと 難解な曲者映画だ。。。

冒頭に挟み込まれるモノクロ映画は、何の作品かわからないが…画面に合っていて とても面白い。。。
なんか 笑える(笑)

それに ムスメの結婚式のシーンをかなり近距離からアップで撮ったりするシーンも 妙におかしい。。。
全体的に、ジワジワ感じさせるユーモアを感じる。。。

映画監督が、監督助手の発言から、セクハラまがいの噂が流れ 新作映画を撮ろうとオーデションをしていたが、悪い噂から
逃げるためにシチリアへやってくる…

そこで新婚カップルを撮影しているオトコが、彼が映画監督だとすぐに気がつき、演出をお願いしてくる。。。

また、それが チョイ ぶっ飛んだ演出だった。
コレはどうょ〜 イタリアだし アリなん???
と チョット 思ったけど…😅

その人から 今度は 公爵を紹介され、公爵の娘の結婚式のビデオ撮影を頼まれる…
って 話ですが…
主人公の映画監督は、冒頭にその公爵の娘と会ってるんですょ。
オーデションの時に…

まっ ほんでもって なんつーか 公爵は ハリボテ公爵で 実際、金がないので、ムスメを金持ちに嫁に出さそう…って たくらんでるわけなんですょ〜

でも、主人公の監督は、ムスメが好きになってしまうんです!

時々、不思議なシーンが 挿入されていて

公爵のうちの犬 黒っぽい犬だったのに…
ラスト辺りは 白っぽい犬になっていたり…

シチリアの海岸で 死んだと言われた映画監督に会ったり…←ここでは、映画の賞について アレコレ語りあうんですが… 結局 映画を作る限り 賞は 欲しい 欲しい 欲しい〜😱…って 事なのかな???
死んだフリをしたら 賞が取れるかと思って 死んだフリをしているとか…💦

細かい部分で 変わった映像が 結構 挟み込まれていました。。。

最終、監督は 娘を連れ出して 逃避行みたいな ラストに思えましたが…

妄想と現実と映画の場面が入り乱れ
不思議な映画で、見ている部分においては、面白く感じた…

あっ、また、見直すか…
妙な映画やけど 好きな範疇に属する映画🎬
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